【フィリピン】三越伊勢丹HDが初出店、首都圏で来月開業

【亜州ビジネス編集部】

三越伊勢丹ホールディングスは19日、マニラ首都圏の新興開発地域ボニファシオ・グローバルシティーにフィリピン初店舗となる「三越BGC」を開設すると発表した。来月18日に先行オープンし、来年春の全面的な開業を予定する。

野村不動産と現地財閥系企業が合弁開発する複合施設に入居する。地下1階、地上3階を利用し、延べ床面積は2万8000平方メートル。

スーパーマーケット「三越フレッシュ」や化粧品販売店「三越ビューティー」を含む約120店舗のテナントが出店する。

紀伊国屋書店が進出

紀伊国屋書店は、現地の書店「フリーブックド」と提携し、来月18日からフィリピンで日本語書籍を販売すると発表した。三越BGC内の店舗と、近隣にあるフリーブックドの本店で取り扱う。フィリピンへの出店は初めてで、紀伊国屋書店の海外進出先は11カ国目となる。

若年層を中心に日本のアニメやゲームなどの人気が高まる中、現地客向けに漫画やファッション関連の書籍、児童書、日本語テキストなど2万冊を取りそろえる。


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