【中国】上海開催の第5回CIIE、トヨタなどFC技術披露

【亜州ビジネス編集部】

上海で開催中の「第5回中国国際輸入博覧会(CIIE)」では、トヨタやホンダ、現代・起亜、フォルクスワーゲン、ボルボ、ゼネラルモーターズなどが新エネルギー自動車(NEV)を紹介した。

各社が注力する技術路線は多様。うちトヨタや現代グループは、水素燃料自動車(FCV)の技術を披露している。第一財経が7日に伝えた。

トヨタは今回もFC技術の普及を目指す姿勢を打ち出している。量産FCVの「MIRAI」などを紹介した。広汽トヨタを通じ、22年末に第1弾の50台を現地販売する。商用車向けFCシステム「TL Power80」も展示した。

トヨタはまた、世界戦略EVブランド「bZ」の新型SUV「bZ4X」、小型セダン「bZ3」も配置した。また、超小型の純電気自動車(BEV)「COMS」を中国で初披露。「交通事故ゼロ」を目指し、清華大学と共同でレベル4自動運転支援技術の研究・開発、中国実証試験に取り組んでいるという。

現代グループは乗用FCV「Nexo」やFC大型トラック「XCIENT」、FCシステムブランド「HTWO」などを持ち込んだ。


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