【中国】長沙市でモーターショー12月7日開幕、NEVなど展示の重点に

【亜州ビジネス編集部】

12月7〜12日にかけて、「第18回長沙国際モーターショー」が湖南省長沙国際会議展覧センターで開催される。

今大会では初めて新エネルギー自動車(NEV)特別パビリオンを設置(面積1万4000平米)。世界的に話題のNEVを集中的に披露する舞台を提供する。NEVのほか、コネクテッドカーなどのスマート技術の紹介にも力を入れる。中国新聞網が21日付で伝えた。

組織委員会の不完全な統計によると、280万台近いNEVが出展される予定。同モーターショーにおけるNEV出展台数を更新する見通しという。これまでにテスラ、蔚来集団(ニーオ)、小鵬汽車(エックスポン)、理想汽車(リ・オート)、高合(HiPhi)、上汽智己(IM)、華為技術、ZEEKR、smartなど人気のNEVブランド24社の参加が決まっている。このうち、華為技術、騰勢(DENZA)、長安深藍、上汽飛凡(Feifan)、ロータス・カーズ、IMなどのブランド車が同モーターショーで初披露される。

長沙市ではNEV製造業が盛んで、同市に拠点を置くNEVメーカーや部品メーカーは300社を上回る。長沙弗迪電池、湖南中偉新能源科技など主要バッテリーメーカーも生産を行っている。

今年1〜9月かけた長沙市の自動車生産台数は52万5000台。このうちNEVが30万台超と前年同期比で301.5%増を記録した。

コネクテッドカー関連では長沙市の湘江新区が2018年、国の実験エリアに指定されている。これまでに自動車大手の第一汽車や建機大手の三一重工、IT大手の百度などが実験を行った。


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