【タイ】グリーンアースとJパワー、油ヤシ廃木活用で調査

【亜州ビジネス編集部】

バイオマス関連のGreen Earth Institute(グリーンアースインスティテュート、本社:東京都文京区)は20日、タイのアブラヤシ農園で発生する廃木を活用した化学品と燃料の生産に向けて、電源開発(Jパワー)と事業化調査を開始したと発表した。

廃木に含まれる樹液を原料とした発酵によるグリーン化学品の生産事業と、廃木の繊維部分を原料とした燃料ペレットの生産事業を統合した複合事業の実現を目指す。

アブラヤシ農園では定期的な植え替えが行われ、大量の廃木が排出される。通常は裁断された上で埋め立てられるが、不適切に処理されると温暖化ガスや病害虫の発生につながることから、廃木の適切な活用が求められているという。


亜州ビジネスASEAN
https://ashu-aseanstatistics.com/

この記事をSNSでシェア!


一番上へ戻る