資源リサイクル事業、廃棄物処理事業、土壌浄化事業、環境コンサルティング事業

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廃棄物処理とリサイクル
土壌調査・浄化のスペシャリスト

鉱山業を出発点にして、資源リサイクル、廃棄物処理、土壌浄化などの環境・リサイクル事業で、資源循環型社会の構築に貢献し続けているDOWAグループ。
2000年からタイで廃棄物処理・リサイクル業を展開するWaste Management Siam社(以下WMS)とEastern Seaboard Environmental Complex社(以下ESBEC)、Bangpoo Environmental Complex社(以下BPEC)、Waste Management Siam Depot社(以下WMSD)をDOWAグループが2009年に買収。
廃棄物の収集運搬・焼却・最終処理をはじめ、各種の環境サービスを提供している。

環境関連ビジネスが急成長しているタイで
世界水準の廃棄物管理サービスを展開

近年、東南アジアでは廃棄物や有害物質の不適正な処理で、人々の健康に被害が出たりと環境問題の解決が大きな課題となっている。適正に廃棄物を処理することと、リサイクル施設の普及が未だ十分でないのが現状。  

今後、各国の政府や自治体だけでなく、東南アジアに進出している企業からの適正な廃棄物の処理とリサイクルのニーズは高まり、中長期的に環境関連ビジネスの急成長が見込まれる。

多岐にわたる顧客ニーズに応えるWMSグループ

廃棄物処理、リサイクル、土壌調査・浄化、収集運搬に関する営業窓口
WMS

廃棄物処理、リサイクル、土壌調査・浄化、収集運搬に関する営業窓口。さまざまな廃棄物に関する適切な処理方法を提案してくれる。

住所 25th Fl., Central City Tower 1 Bldg., 589/142 Debaratana Rd., North Bangna, Bangna, Bangkok 10260
TEL 02-745-6926〜7

廃棄物の焼却処理拠点
BPEC

タイに3ヶ所しかない大型の有害廃棄物焼却施設の1つを運営するのが同社。
廃棄物の焼却処理などの拠点として環境関連事業を支えている。

住所 966 Moo 2, Soi 3B, Bangpoo Industrial Estate, Sukhumvit Rd., Bangpoo Mai, Samutprakarn, Samutprakarn 10280
TEL 02-709-2546

廃棄物の最終処理、廃油・廃液の混合処理などの拠点
ESBEC

最終処理施設を保有する大手会社の1つ。国際基準にも適合した廃棄物の最終処理と廃油・廃液処理などの拠点。

住所 88 Moo 8, Bowin, Sriracha, Chonburi 20230
TEL 038-346-364

廃棄物の詰め替え保管、石油掘削機器洗浄の拠点
WMSD

タイ南部ソンクラーに位置し、石油掘削の機器洗浄や廃棄物マネジメント・詰め替え保管を行う。

今、最も“熱い”事業と同社の強み

有害廃棄物の焼却処理

BPECは流動床式焼却設備と発電設備を運営し、主に非有害廃棄物の焼却処理と熱回収・発電を行ってきた。2017年には、先行してフロンやエアバッグに処理品目が限定された制限付きの有害廃棄物認可を取得し、これらの焼却処理を開始。高い温室効果を持つフロン破壊処理を通じて、地球温暖化防止に貢献している(2021年度はCO2換算で 12.4万t相当のフロン破壊処理を実施)。

2019年10月からは、当局から有害廃棄物焼却処理の増量認可(固形物30トン/日、廃液50トン/日)を取得したことにより、有害廃棄物の受入と処理が大幅に拡大。今後はEEC政策でさらに発展が見込まれる化学工業分野から有害廃棄物の廃液や汚泥などの受入を拡大していく。

サムットプラカーンにあるBPECの施設概要
BPECの有害廃棄物処理品目

HV/EV用廃電池のリサイクル

現在タイではHV/EVの普及により、現地でHV/EV用電池の生産拡大が見込まれている。また、それらの変化に伴って、廃電池の適正処理システムの構築が重要な課題となりつつある。そのため、タイ政府は自動車リサイクルや廃電気・電子製品(WEEE)など、各種リサイクルの法整備を推進。

BPECは有害廃棄物処理の増量認可取得に合わせて、新たに専用の焼却炉を導入。2019年10月からリチウムイオン電池などHV/EV用の廃電池の焼却とリサイクルを開始した。今後もこうした有害廃棄物の処理能力拡大を通じて、タイでの適正処理と資源循環システムの構築に貢献していく。

リチウムイオン電池などHV/EV用廃電池の焼却炉

時代を先取りする同社ならではの展望
【リチウムイオン電池などHV/EV用廃電池の焼却炉】

医療系廃棄物処理

タイ政府は長期的に目指すべき経済社会のビジョンとして「タイランド4.0(Thailand 4.0)」を示しており、その中で「医療」を重要なターゲット産業と位置付け。今後は医療ツーリズムの促進や高度医療化が進むため、医療系廃棄物の増加が見込まれている。

また、昨今はコロナの影響による医療系廃棄物急増にタイ国内の既存の廃棄物処理会社が対応しきれず、社会問題化していたのも確か。そこでこのような処理需要に対応するためBPECは医療系廃棄物処理許可を新たに取得、2022年3月より受入し処理を開始している。

金属リサイクルの推進

従来WMSは廃電気・電子製品(WEEE)の解体・リサイクル処理を行ってきたが、このノウハウを活かしていくつかの県と共同で、自治体が回収したWEEEの解体試験を実施した。

2021年からはタイの大手携帯キャリア会社と携帯電話、及び周辺機器のリサイクル処理を開始。さらに、タイで今後高まるリサイクル需要に応えるため、自動車バッテリー、WEEEなど多種多様な有価金属のリサイクル処理を推進させていく。

 

基本情報

所在地

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