【タイ】ガルフと三井物産の発電所、東部ラヨーンの2号機が稼働

【亜州ビジネス編集部】

独立系発電事業者(IPP)のガルフ・エナジー・デベロップメントは、三井物産と合弁で東部ラヨン県に建設した天然ガス火力発電所の2号機が今月初めに商業運転を開始したと発表した。出力は662.5メガワット(MW)。ガスタービン・コンバインドサイクル(GTCC)式で、三菱重工業がガスタービンなど設備をフルターンキー契約で建設した。

三井物産とガルフは同県プルアクデーン郡と東部チョンブリー県でそれぞれ2650メガワット(MW)の天然ガス火力発電所の建設を推進。うちチョンブリーの発電所は昨年10月に完成し、ラヨーンでは今年3月に1号機を稼働させた。2カ所合計で8基のタービンなど発電設備を三菱重工に発注しており、1基当たりの出力は662.5MW。ラヨーンの残り2基は来年3月と10月の商業運転開始を予定している。


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