【インドネシア】三菱商事が移動コンビニ実証実験、EVを使用

【亜州ビジネス編集部】

三菱商事は27日、電気自動車(EV)を使用した移動式コンビニエンスストア「モバイル・ローソン」の実証実験をジャカルタ郊外で開始すると発表した。今月30日から来年3月末まで、三菱自動車の軽商用EV「ミニキャブ・ミーブ」にローソンの商品を搭載・陳列して移動しながら出店。住民らの需要に応えるサービスの実装につなげる。

インドネシアでローソンを運営するランチャル・ウィグナ・セジャテラ(ローソン・インドネシア)と組み、不動産開発最大手のシナールマス・ランドが手掛ける都市開発事業「BSDシティー」内で実施する。複数エリアを移動しながら、周辺に小売店舗が少ない地域での商品購入機会を提供。住民らの利便性を高めるほか、需要の把握や移動式コンビニの事業展開の可能性などについて検証する。

三菱商事はBSDシティーの都市運営・サービス提供でシナールマス・ランドと協業しており、今回の実証実験は両社による都市サービスの第3弾となる。


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