【タイ】商用車のネックス、電動トラック販売5556台目標

【亜州ビジネス編集部】

商用車生産などのネックス・ポイントは、2024年に電動トラックなど電動車を5556台販売する目標を明らかにした。他にも2757台の受注を見込む。自社工場の年産能力は9000台以上とまだ余裕があり、今後もさらなる受注拡大を目指す。ターンセタキットなどが伝えた。

ネックスはこのほど、国営石油PTT傘下で三井化学も出資するGC-M PTAに電動トラクターヘッドを納入した。輸送コストと二酸化炭素(CO2)排出量の削減に貢献する。GC-Mはポリエチレンテレフタレート(PET)原料の高純度テレフタル酸(PTA)を生産しており、PTAの輸送に電動トラクターヘッドを使用する。5年以内に全車両を電動車に切り替える目標を掲げる。

ネックスは東部チャチュンサオ県で商用車工場を操業。電動のトラックやトラクターヘッド、バスなどを生産しており、累計の納車台数は4000台を超える。インドネシアやベトナムなど海外にも出荷している。


亜州ビジネスASEAN
https://ashu-aseanstatistics.com/

この記事をSNSでシェア!


一番上へ戻る