【フィリピン】村田製のバタンガス工場、FGENから地熱電力調達

【亜州ビジネス編集部】

ロペス財閥系の発電大手ファースト・ジェン(FGEN)は23日、村田製作所がルソン島のバタンガス州で操業する積層セラミックコンデンサー(MLCC)工場に地熱発電の電力を供給すると発表。地熱発電最大手の子会社エネルギー・デベロップメント(EDC)が同島のビコール州で操業する「バコン・マニト地熱発電所」から電力を送る。

2021年に締結した再生可能エネルギー電力の供給契約を更新し、新たに地熱発電の電力を供給することが決まった。村田製作所の工場は、ロペス財閥系企業と住友商事が合弁開発したファースト・フィリピン工業団地に立地する。生産棟の屋根に出力3メガワット(MW)の太陽光発電設備を設けており、22年から再エネ100%で運営されている。


亜州ビジネスASEAN
https://ashu-aseanstatistics.com/

この記事をSNSでシェア!


一番上へ戻る