【タイ】ミネベアミツミが太陽光事業、計145MW

【亜州ビジネス編集部】

ミネベアミツミは、タイ国内で太陽光発電事業を行うと発表。計145メガワット(MW)の発電所を建設し、同国内の自社の事業で使用する電力の50%以上を賄えるようにする。これまで工場の屋根上などに太陽光設備を設けてきたが、工場敷地内では限界があるため新たな発電所を建設するとしている。

完成後は、ミネベアミツミグループ全体の使用電力の12.5%を再生可能エネルギーで調達できるようになる。二酸化炭素(CO2)排出量を年間で約9万5000トン削減できる見通し。カンボジアとフィリピンの工場も合わせ、自社太陽光の総出力は228MWに拡大する。

同社はタイで中部アユタヤ県や同ロッブリ県に工場を構えており、既存の太陽光設備の総出力は16.5MWに上る。工場ではベアリングやモーター、センサーなどを生産し、同国の事業は全世界生産高の2割超を占める。


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