【亜州ビジネス編集部】
スズキの子会社で四輪車事業のスズキ・モーター・タイランドは19日、板金・塗装修理拠点を年内に8カ所新設し、全国40カ所に増やすと発表した。顧客の利便性を高めると共に、品質に対する信頼の向上を図る。
拠点では純正部品や認定工具を使用し、基準を満たした技術者がサービスを提供する。13日に新たな代理店を指名した。現在はバンコク首都圏に14カ所、東北部に8カ所、中部に6カ所、北部に3カ所、東部に1カ所の計32カ所を展開している。
同社は6月、東部ラヨーン県の車両工場を来年末までに閉鎖し、現地生産から撤退すると発表。タイでの販売は完成車輸入で継続する方針を示しており、来年以降にはハイブリッド車(HV)や電気自動車(EV)の投入を計画している。