【亜州ビジネス編集部】
機械部品メーカーの地場CNCテックは18日、住友商事とベトナムでの工業団地・都市開発に関する戦略的協力覚書(MOU)を締結した。環境に配慮した「グリーン工業団地」の開発などで協力する。
東京の住友商事本社で調印式を行った。CNCテックのグエン・バン・フン会長は、「両社の経験と経営資源を活用して、国際基準を満たす高品質な開発事業を構築したい」と抱負を述べた。
CNCテックは北部ビンフック省に本社を置き、住友商事が同省で運営する第3タンロン工業団地(TLIP3)にも工場を構えている。近年は産業インフラ開発にも事業を広げており、賃貸工場や倉庫を複数の工業団地で展開している。