【亜州ビジネス編集部】
カンボジア南西部のココン州で11日、同国で4カ所目となる国際空港「ダラサコール国際空港」が商業運航を開始した。クメールタイムズが13日付で伝えた。
同空港は、中国資本の浜海機場投資(コースタル・エアポート・インベストメント)が約2億米ドルを投じて建設したもので、敷地面積は218万平方メートル。旅客処理能力は700万人で、将来的に拡張して2000万人に引き上げる。
開業初日の11日には、カンボジア航空がプノンペン国際空港を結ぶ国内線の運航を開始。当面はこの路線を週1便体制で運航する。
「ダラサコール」は中国語で「七星海」と呼ばれ、中国資本による工業地帯・リゾート開発の一環として空港の整備も進められた。