【亜州ビジネス編集部】
住友電設は21日、設備工事を手掛けるマレーシアのDY MNGグループを買収すると発表した。既存の現地法人との相乗効果を創出し、住友電設グループとして電気・機械設備工事の一括受注を拡大するなど、同国での事業拡大を図る。
DY MNG（本社：クアラルンプール）とDY MNGエンジニアリング（本社：ペナン州）の計2社の株式を来月30日にも取得し、いずれも子会社化する。資本金はDY MNGが200万リンギ（約6400万円）、DY MNGエンジニアリングが100万リンギ。両社とも主に機械設備の設計・施工を手掛けている。
一方、住友電設の現地法人テマコン・エンジニアリング（本社：首都圏セランゴール州シャーアラム）は、クアラルンプールを中心に電気設備の設計・施工を手掛けている。
