【亜州ビジネス編集部】
放射冷却技術のSPACECOOL（スペースクール、本社：東京都港区）は、自社の放射冷却素材を中部アユタヤ県のホンダの工場屋根に導入したと発表した。建物の内部温度を下げる効果に期待できるもので、省エネや労働環境改善につながることを確認する目的で設置。今回の実績を踏まえ、現地日系工場などへの普及拡大を図る。
ホンダエンジニアリングアジアの工場に放射冷却・断熱効果のある「SPACECOOLルーフシェード」を導入した。施工面積は420平方メートル。これまでホンダの寄居工場（埼玉県）に導入した実績があり、建屋間通路で内部温度を約15度低減、コンテナハウスの空調エネルギー消費量を約46％削減するといった効果を得られたという。
