【亜州ビジネス編集部】
タイ投資委員会(BOI)は、今月14~17日に工業用部品メーカーの展示会「サブコン・タイランド」を開催すると発表した。自動車や電気自動車(EV)をはじめ、電子、ロボット、医療機器などのメーカーと国内部品メーカーの商談会などを開催し、政府が投資促進を図る重点産業のサプライチェーン(供給網)の構築を支援する。8000組の商談成立と、200億バーツ(約870億円)以上の契約を見込む。
タイを含む世界11カ国の500社以上が参加を予定。来場者数は4万5000人以上を見込む。海外からは日本と中国、韓国、インド、ベトナム、英国、フランス、イタリア、スペイン、ルクセンブルクの計10カ国が参加する見通し。特設する「xEV(電動車)ソーシング(調達)ゾーン」では、中国自動車大手の長安汽車などに部品を直接納入する1次サプライヤーレベルの10社がタイで調達したい部品などを展示し、2~3次サプライヤーの部品メーカーと商談会を開催する。
会場はバンコク東部の展示会場「バンコク・インターナショナル・トレード&エキシビション・センター(BITEC)」。当日は、オートメーション機器・ロボットの展示会「インターマック」なども同時に開催する。サブコンの昨年5月の前回開催は商談成立が7062組、契約額が225億2600万バーツだった。





