【インドネシア】近鉄エクス系のAPLロジ、首都に倉庫開設

【亜州ビジネス編集部】

近鉄エクスプレス傘下の国際物流会社APLロジスティクスは、ジャカルタ北部のマルンダ工業団地に倉庫を開設したと発表した。総容量は2万立方メートル。ドックレベラー42基を備え、最大で40フィートコンテナを300個収容できるヤードスペースも設けた。

同社は倉庫とタンジュンプリオク港を結ぶバージ(はしけ)接続の実現可能性調査も進めている。実現すれば水路でのコンテナ輸送が可能になり、道路交通渋滞の改善や輸送時間の削減につながると見込む。

APLロジスティクスは2015年に近鉄エクスプレスの傘下に入った。欧州や北米、東南アジアなどの各地域に本社を置き、特に自動車や衣料品産業向けの高付加価値物流サービスに強みを持つ。


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