【マレーシア】オートショーが閉幕、成約額は過去最高17億リンギ

【亜州ビジネス編集部】

国内最大の自動車の祭典である「マレーシア・オートショー」が5月9~15日に開かれ、来場者数は前年比31%増の29万4062人と過去最高となった。前年より開催期間を2日増やしたためで、期間中の成約数は3194台、成約見込みは1万8824台で、金額ベースでは推定17億2000万リンギ(約580億円)に上るなど、いずれも過去最高を更新した。

主催は投資貿易産業省(MITI)傘下のマレーシア自動車・ロボティクス・IoT研究所(MARii)で、首都圏セランゴール州セパンの展示場「マレーシア・アグロ・エクスポジション・パーク・セルダン(MAEPS)」を会場に、200社以上の自動車メーカーや関連企業がブースを設けた。電気自動車(EV)やハイブリッド車(HV)、プラグインハイブリッド車(PHV)などの電動車が展示車全体の51%を占めた。期間中には新モデル発表が48件あった。

マレーシアの新車販売は2024年に前年比2.1%増の81万6747台となり、過去最高を2年連続で更新。東南アジアでは2年連続でインドネシアに次ぐ規模を維持しており、ザフルル・アブドゥル・アジズ投資貿易産業相はモーターショーの開会式で、域内2位の市場としてEVや新エネルギー車(NEV)の普及を促進していくと述べている。


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