【亜州ビジネス編集部】
モビリティーテックのFlare(フレア、本社:東京都豊島区)は29日、企業などに運転手を派遣する事業を手掛ける現地子会社のドライブZが老舗財閥ナイラートグループの戦略的出資を受けたと発表した。ナイラートが持つ知見とネットワークを生かし、サービス品質と運営体制を強化する。
同子会社は昨年7月に運転手派遣サービスを開始。従来アナログで行われていた出退勤管理や安全運転の管理をデジタル化したサービスを法人顧客に提供する。顧客数は50社を超え、バンコクを起点に東部ラヨン県など地方にも広げている。
ナイラートグループは20世紀初頭にバスとボートによる公共交通サービスを導入。現在はホテルや不動産などの事業も展開する。





