【亜州ビジネス編集部】
ファム・ミン・チン首相は5月29日、電気自動車(EV)充電所の充電料金に関する首相決定14号(14/QD-TTg)を公布した。国営のベトナム電力グループ(EVN)が同月11日に改定した平均電気料金(1キロワット時=kWh当たり2204.1ドン)を基に算出。電圧や時間帯に応じて1kWh当たり1565~4298ドン(約8.6~23.6円)に設定した。トイチェーが伝えた。
電圧が1キロボルト(kV)以上のEV充電所では、◆オフピーク時=1565ドン(平均電気料金の71%)◆通常時=2601ドン(同118%)◆ピーク時=3835ドン(174%)――に設定。一方、1kV未満では、◆オフピーク時=1653ドン(75%)◆通常時=2755ドン(125%)◆ピーク時=4298ドン(195%)――とした。
一方、国産EVメーカーのビンファストは、同社製EVを保有する全ての個人顧客を対象に、昨年末から2027年6月末までEV充電料金を無料にしている。





