【亜州ビジネス編集部】
グエン・ホア・ビン副首相は20日に開かれた国会で、2025年第2四半期の国内総生産(GDP)成長率が約7.6%に達する見通しを明らかにした。第1四半期(6.93%)から加速し、上半期のGDP成長率は約7.3%となる見込み。ダウトゥが同日付で伝えた。
同副首相は、第1次産業(農林水産業)と第2次産業(工業・建設業)、第3次産業(サービス業)のいずれも好調を維持しており、インフレも抑制されていると説明。米国の関税政策など依然として多くの困難に直面しているものの、上半期のマクロ経済は基本的に安定していたと述べた。ただ、政府が掲げる通年のGDP成長率目標(8.0%)の達成に向けては、公共投資支出のさらなる加速などが必要になるとの認識を示した。





