【亜州ビジネス編集部】
三菱重工業は25日、チャンギ国際空港で旅客の移動に使われる全自動無人運転車両システム(APM)の改修工事を受注したと発表した。運行を維持しながら信号や通信、軌道などを更新する。2030年の完工を予定する。
既存路線への影響を最小限に抑え、円滑な運行を維持した状態で施工することが求められるという。これまでの工事で培ってきたノウハウ・経験を生かして工事に取り組むとしている。
改修するAPMシステムは2007年に同社が納入したもので、3カ所の空港ターミナル間の6400メートルを結ぶ。同社はこれまで増車を含む輸送力増強工事や運行・保守(O&M)なども請け負ってきた。





