【亜州ビジネス編集部】
調査・コンサルティング会社のディファレンシャル(タイランド)は、国内自動車保険に対する顧客満足度の調査結果を発表し、東京海上ホールディングス傘下のタイ国東京海上火災保険が企業別で首位だったと明らかにした。調査は今回が初めて。全体では、請求の迅速さや分かりやすい対応説明、事故現場での積極的なサポートなどの点で改善を期待する声が聞かれたという。
調査対象は2023年11月~24年11月に補償範囲が広い「1級保険」に加入して板金・塗装修理を受けた1472人。企業別に1000点満点で評価し、全体平均は896点だった。使いやすさや担当者のサービスの質、受け取った保険金の内容などが満足度に大きく影響した。
首位の東京海上は901点。2位以下は、◆ウィリヤ損害保険=900点◆ムアンタイ損害保険=896点◆タナチャート損害保険=892点◆バンコク損害保険=891点◆あいおいニッセイ同和損害保険の現地法人あいおいバンコクインシュアランス=884点――が続いた。なお、仏系アクサ損害保険や伊藤忠商事が出資するタイウィワット損害保険など、調査の回答数が少なかった企業についてはデータを開示しなかった。





