【亜州ビジネス編集部】
3次元(3D)プリンター住宅を手掛けるセレンディクス(本社:兵庫県西宮市)は3日、素材最大手サイアム・セメント(SCC)のセメント部門と業務提携したと発表した。3Dプリンター建築の普及拡大に向け、建築用素材の共同開発と海外販売での協力を進める。
SCGセメントとの間で先月下旬に覚書(MOU)を交わした。日本の気候条件に適した3D建築用素材のモルタルを共同開発し、タイから輸出する。また、両社の販売ネットワーク拡大でも連携し、日本以外でも展開できる体制を構築する。
セレンディクスとSCCは昨年12月、3Dプリンター専用のモルタルをSCCがセレンディクスに供給することで基本合意書を締結していた。





