【亜州ビジネス編集部】
安田不動産は18日、物流不動産開発のESRグループ(本社:香港)が西部ジュロン地区で手掛ける物流施設開発に参画したと発表した。東急不動産なども参画する事業で、多層階倉庫と自動コンテナデポを備えた施設を開発。2027年の本格稼働を予定する。
安田不動産にとって5件目の海外事業となる。現地で物流施設の需要増を見込むほか、豊富な経験を持つESRとの協業による海外事業の知見拡充にも期待する。
施設の敷地面積は7万2000平方メートル。倉庫棟とコンテナデポ棟で構成し、延べ床面積は14万3000平方メートルに上る。ビルド・トゥ・スーツ型で、既に旗艦テナントとなる地場アライド・コンテナ・グループと仏シーバロジスティクスの2社の入居が決まっている。
事業には東急不動産が25%出資するほか、芙蓉総合リースとヒューリック、西松建設、投資銀行のリサ・パートナーズも投資コンソーシアム(企業連合)を組んで参画している。





