【亜州ビジネス編集部】
東急は7月30日、南部ドンナイ省の都市開発事業「イズミシティ」に参画すると発表した。同事業はこれまで阪急阪神不動産と現地の住宅開発大手ナムロンインベストメントが共同で手掛けてきたが、今後は東急を加えた3社で推進する。年内には総戸数約500戸の第2期低層住宅を着工し、販売を開始する。
イズミシティはホーチミン市中心部まで車で1時間のロンフン町に立地。敷地面積は約170万平方メートルで、全8期に分けて計2900戸の住宅を開発する。敷地内には商業施設や公共施設も整備する。うち第1期の低層住宅(総戸数275戸)は2023年末に完成した。
東急は、ベトナムではホーチミン市(旧ビンズオン省)で整備を進めるビンズオン新都市で複数のコンドミニアム(分譲マンション)や商業施設の開発を手掛けている。また、市中心部で高級オフィスビル「ザ・ネクサス」も運営している。





