【亜州ビジネス編集部】
ヤマハ発動機は5日発表した2025年1~6月期の連結決算で、ハノイ市に構えるバイク工場からの出荷台数が前年同期比52%減に落ち込んだことを明らかにした。1~3月期に生じたエンジン打刻不良に伴う生産・出荷停止が要因。ただ生産が徐々に正常化した4月以降は出荷を挽回した。
同工場では4月8日に生産を再開した。ただ、通年業績に関しては、1~3月期の生産停止による影響を完全に挽回することは難しい見込み。通年の出荷台数は前年比18%減と予想している。
ベトナムでは現地法人のヤマハ・モーター・ベトナム(YMVN)が、同市のソクシン工業団地とノイバイ工業団地に計2工場を構えている。





