【マレーシア】神鋼商事がマラッカでバイオ燃料事業、地場と提携

【亜州ビジネス編集部】

神鋼商事は3日、倉庫・港湾運営の地場パルミトコ・アライアンスと提携し、マラッカ州でバイオマス燃料関連事業を行うと発表した。アブラヤシ殻(PKS)の一大供給地であるマレーシアの企業と組むことで、安定供給を図るとともに、取引量の拡大に向けた新たな燃料開発を視野にサプライチェーン(供給網)の強化に取り組む。

2日に基本合意書(LOI)を交わした。パルミトコは首都圏セランゴール州のクラン地区に本拠を置き、物流事業のほかPKSや木質ペレットなどのバイオマス事業を手掛けている。

神鋼商事はこれまでもPKSや木質ペレットなどのバイオ燃料を日本に輸入し、発電所に供給してきた。需要増が期待されることから、今後もサプライチェーンの拡充・強化を推進する。


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