【亜州ビジネス編集部】
飲食事業のガーデン(本社:東京都新宿区)は12日、ビール大手のシンハー・コーポレーションと合弁会社を設立し、讃岐うどん店「山下本気うどん」をタイに出店すると発表した。シンハーが持つネットワークとマーケティング機能を生かして店舗展開し、同国を足がかりに東南アジア各国への進出を目指す。
12月にも合弁会社のシンハー・ガーデンを設立する。資本金は1500万バーツ。出資比率はガーデンが49%、りそな銀行系のコンサルティング会社が1%、シンハーの外食部門Sスター・ホールディングが50%とする。
ガーデンは成長戦略の一つに海外展開を掲げているが、現状ではタイとマレーシアにラーメン店「壱角家」を数店出店するにとどまっているという。東南アジアでうどんの人気が高まっていることから、山下本気うどんの出店で海外事業を加速する。





