【亜州ビジネス編集部】
関西電力の通信子会社オプテージは19日、日本の首都圏とシンガポールを結ぶ国際通信事業に参入すると発表した。国際海底ケーブルを利用して2028年度にサービスを開始する。AI(人工知能)やクラウドの普及拡大で国際間のデータ通信量が増える中、安定した国際通信を提供する。
同社は来年1月に大阪市内で新たなデータセンター(DC)の稼働開始を予定しており、首都圏と光通信網で接続する計画。その上で首都圏からシンガポールまで海底ケーブルを利用し、大阪とシンガポールを首都圏経由で結ぶ通信回線をワンステップで提供する。同データセンターの接続性を高め、利用企業の利便性向上やレジリエンス(回復力)強化に貢献する。





