【亜州ビジネス編集部】
キリンホールディングスは25日、傘下のキリンビールがクアラルンプールに東南アジア酒類事業の新会社を設立し、来月1日に事業を開始すると発表した。これまでキリンHDのシンガポール法人が手掛けてきた戦略立案や営業などの機能を新会社に移管し、機動的な経営判断と現地顧客ニーズへの迅速な対応を実現することで事業拡大を図る。
キリン・ブルワリー・サウスイーストアジア(KBSEA)を全額出資で設立。東南アジアのキリンビール事業の戦略立案や営業・マーケティング、品質管理などを担う。現地代理店との連携強化や新商品の開発などを推進し、今後の成長が見込める東南アジアで競争力を強化する。





