【亜州ビジネス編集部】
コニカミノルタは8日、地場再生樹脂メーカーのMJマテリアル(本社:ペナン州)と再生プラスチック材料「インテリジェント再生材」の生産に向けて提携したと発表した。MJマテリアルが来年春にクアラルンプールに新設する工場にコニカミノルタが生産ラインを導入し、2026年度の事業化を目指して市場での検証を進める。
MJマテリアルはインテリジェント再生材を製造し、コニカミノルタと共に電子機器・家電用としてアジア向けに顧客である最終製品メーカーに販売する。コニカミノルタは技術供与に対する対価をMJマテリアルが顧客から得た販売収益に応じて受け取る。
インテリジェント再生材は、両社の最新技術・ノウハウを組み合わせて供給安定性と品質安定性を高めた再プラ材料。家電由来の廃プラを活用することにより、原料費を抑えることで低コスト化も見込めるという。





