【亜州ビジネス編集部】
大林組とJFEエンジニアリングは28日、現地企業との共同企業体(JV)がジャカルタの下水処理場の建設工事を新たに受注したと発表した。受注額は約160億円。円借款事業で進められている「ジャカルタ下水整備計画」の一部で、同JVによる受注は2件目となる。
ジャカルタ特別州を15の処理区に分けて段階的に下水道を整備する事業の「第6工区」を公共事業省から受注した。2023年に受注した「第1工区」と同様に人口密度が高く商業施設が多い地域が工事の対象となる。
処理水量が1日4万7500立方メートルの下水処理場を建設する。工期は29年6月まで。両社と国営建設ウィジャヤ・カルヤ、建設大手ジャヤ・コンストラクシ・マンガラ・プラタマの4社で共同受注した。
第1工区の受注額は約307億円。処理水量は1日24万立方メートルで、27年6月の完成を予定する。





