【フィリピン】ローソンとKDDI、AI活用の店舗実証を開始

【亜州ビジネス編集部】

ローソンとKDDIは、フィリピンの一部ローソン店舗でAI(人工知能)を活用した実証実験を開始したと発表した。AIによって商品陳列計画の高度化や商品発注の適正化などを進め、店舗運営の効率化や売上高の向上を図る。

9月に一部店舗で開始した。商品の販売実績や在庫状況などのデータをAIが分析し、商品の陳列計画や発注数を推奨するシステムを導入。また、防犯カメラの映像をAIが解析し、売り場の商品陳列状況やレジの混雑状況を店員が確認しやすくする取り組みも行っている。

実験の結果を踏まえ、ローソンはフィリピンを含むアジアの各店舗でデジタル技術の活用を進める。また、KDDIは各国の市場特性に合わせてシステムをカスタマイズし、ローソンのアジア展開を支援する。

ローソンは2015年にフィリピンに進出。同国内に221店を設けており、タイやインドネシアなども含む海外店舗数は7703店に上る(2025年9月末時点)。30年度までに海外で1万4000店への拡大を目指す。


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