【亜州ビジネス編集部】
三井不動産は、中心部で進行中の大規模な住宅・商業複合開発「ザイオンロード」に参画したと発表した。先月下旬に分譲住宅の販売を開始。商業施設やシンガポール初となる長期滞在型のサービスアパートメントも同時開発し、2030年にも開業する。
不動産開発大手シティー・デベロップメンツ(CDL)との共同事業で、現地法人の三井不動産アジアを通じて参画した。都市高速鉄道(MRT)のハブロック駅に直結する1万5300平方メートルの敷地で今年8月に着工済み。62階建てツインタワーの分譲マンション「ザイオングランド」や商業施設「ザイオンガレリア」などで構成する。
住宅は706戸、サービスアパートは373戸を設ける。ザイオンガレリアには日系スーパーマーケットなど日系テナントが入居を予定。保育施設なども整備して日本人をはじめとした外国人駐在員の需要に応える。





