【亜州ビジネス編集部】
古河電気工業は10日、ルソン島のラグナ州で進めるデータセンター(DC)向け水冷モジュール工場の建設計画を拡張すると発表した。昨年7月に発表した計画と比べて面積・生産能力を2倍強に引き上げる。生成AI(人工知能)市場の成長を背景としてデータセンターの高発熱化に対応する放熱・冷却製品の需要が高まっており、受注増に対応できる生産体制を整備する。拡張部分は2028年1月に量産を開始する。
同州サンタロサ市の工業団地「ラグナ・テクノパーク」内に新設する工場を拡張する。総面積は従来の1万6406平方メートルから3万6100平方メートルに拡大。現地法人のフルカワ・エレクトリック・サーマル・マネジメント・ソリューションズ&プロダクツ・ ラグーナ(FTL)を通じて操業し、既存部分は来年9月の量産開始を予定している。
一方、神奈川県の平塚工場でもデータセンター向け水冷モジュールの工場の関連設備を増強する。両工場を合わせた水冷モジュールの売上高は27年度に500億円以上、30年度に1000億円を目指す。




