【亜州ビジネス編集部】
OKIは19日、北部ハイフォン市に構えるATM(現金自動預払機)・機能部品の工場をリニューアルし、今年9月に新工場として本格稼働を開始したと発表した。生産能力を従来の約2倍に拡大し、量産工場として中・大量生産、共通ユニットなどの生産を集約する。
現地法人のOKIベトナムがチャンズエ工業団地の工場を増強した。2階建てで、延べ床面積は1万8410平方メートル。同工場は2019年に稼働を開始し、ATMを中心とした自動機製品のグローバル生産拠点として重要な役割を担ってきた。
今後は群馬県富岡市の拠点をマザー工場として、新製品の立ち上げやベトナム工場への生産移管などを行い、OKIグループ全体で効率的かつ柔軟な生産体制の構築を図る。





