【タイ】10月の車生産14%増、2カ月連続プラス

【亜州ビジネス編集部】

タイ工業連盟(FTI)の25日発表によると、2025年10月の国内自動車生産台数は前年同月比14.2%増の13万5685台だった。前年同月を上回るのは2カ月連続。乗用車の電気自動車(EV)の生産が急伸して過去最多の9393台に達したほか、1トンピックアップトラックの国内販売向け生産も大きく伸びた。

国内向け生産は乗用車なども含む全体で70.7%増加。乗用車、1トンピックとも7割前後の伸びとなった。10月の国内新車販売は2割超の増加で、うち乗用車のハイブリッド車(HV)とEVは前月と同じく約2倍に拡大している。

輸出向け生産は5.9%減で、乗用車が引き続き落ち込んだ。規制対応に向けたモデルの切り替えが影響しているという。完成車(CBU)の輸出台数は1.5%減の8万3064台。乗用車ではHVが40.8%増える一方、エンジン車が26.6%減だった。

国内・輸出向けを含む乗用車の電動車の生産台数は、◆HV=56.5%増の2万1415台◆EV=13.7倍の9393台◆プラグインハイブリッド車(PHV)=36.4%増の682台――。EVについては、中国メーカーが政府補助金を受けるためのノルマ達成に向けて生産を急いでおり、足元の生産増につながっているとされる。

1~10月の全体の生産台数は前年同期比2.8%減の121万1486台だった。同連盟は25年の生産台数を前年比1.3%減の145万台と予測している。

バイク生産29%減

同連盟によると、10月の国内バイク生産台数は前年同月比29.0%減の20万9161台だった。内訳は、CBUが1.0%増の15万489台、輸出向けの完全組み立て部品(CKD)が59.6%減の5万8672台。輸出台数(CBUとCKDの合計)は19.1%増の8万9570台だった。

1~10月のバイク生産台数は前年同期比1.9%増の206万8635台だった。


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