【シンガポール】任天堂がバンダイナムコの現法買収、開発体制を強化

【亜州ビジネス編集部】

任天堂は11月27日、バンダイナムコホールディングス傘下のゲーム制作会社バンダイナムコスタジオのシンガポール法人を子会社化すると発表した。同現法はこれまでに任天堂のゲームソフト開発を一部手掛けるなど継続的な取引実績を持つ。任天堂は傘下に収めることで自社開発体制を強化する。

来年4月1日付で株式80%を取得し、社名を任天堂スタジオズ・シンガポールに変更する。残る株式20%については、子会社化後の企業運営が安定した一定期間を経た後に取得する。

同現法は2013年設立で、資本金100万シンガポールドル(約1億2000万円)。ゲーム内のアート素材制作に強みを持ち、任天堂の「スプラトゥーン」シリーズをはじめとするゲームソフトで一部の開発を手掛けてきた。

任天堂は東南アジア事業の促進に向けて、今年9月にシンガポール、11月にタイで現地法人を設立している。


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