【亜州ビジネス編集部】
エネルギー規制委員会(ERC)は、2026年1~4月の電気料金を1ユニット(キロワット時)当たり平均3.88バーツに引き下げることを決めた。前期(25年9~12月)の電気料金は平均3.94バーツで、1.5%の引き下げとなる。1日付プラチャーチャート・トゥラキットなどが伝えた。
国民の生活費削減を図る政府の政策に基づき、電気料金に含まれる燃料調整税(Ft)を1ユニット当たり0.0972バーツに引き下げることで値下げを実施する。
電気料金は燃料価格などに基づき4カ月ごとに算出される。25年は◆1~4月=4.15バーツ◆5~8月=3.98バーツ◆9~12月=3.94バーツ――に設定。企業や市民の負担を軽減するため、エネルギー省の要請の下、タイ発電公団(EGAT)や国営石油PTTなどがコストの負担などで値下げに協力している。





