【亜州ビジネス編集部】
米デロイトの現地法人デロイトT&T(タイランド)が国内企業を対象に行った給与動向調査によると、2025年の賞与の平均支給額は2.0カ月分となり、前年実績(2.1カ月分)をやや下回る見通しとなった。業種別では「化学」「エネルギー(石油・ガス)」が3.0カ月分で最も高い。ターンセタキットなどが伝えた。
調査は主要企業176社を対象として10月上旬に実施した。賞与は「銀行」(2.8カ月分)と「自動車」(2.7カ月分)も高水準となる見通し。一方、「小売り・卸売り・流通」「テクノロジー・メディア・通信」は1.5カ月分にとどまる。
全体の昇給率は前年並みの平均4.5%となり、過去平均(5.0%)を下回る見通し。業種別では「自動車」「電力・公益」「不動産」が5.0%と高く、「小売り・卸売り・流通」「テクノロジー・メディア・通信」は4.0%にとどまる。コスト増や経済回復の遅れを背景に、より慎重に給与を管理する傾向が強まっているという。
人材動向では、全体の自発的離職率は12.9%だった。業種別では「小売り・卸売り・流通」が32.9%、「不動産」が16.9%、「消費財」が15.1%と平均を上回った一方、「エネルギー(石油・ガス)」は3.9%、「自動車」は4.9%と低水準だった。




