【亜州ビジネス編集部】
理想科学工業は18日、コピー機などの販売会社を設けると発表した。現地ディストリビューターの事業継承会社として新設された2社に出資する。来年5月にも株式を取得し、直販体制で現地事業の拡大を図る。
フィリピンで理想科学の製品を独占販売するコピーランディア・オフィスシステムズの事業を引き継ぐ。新設された2社は、◆製品輸入・流通・販売と管理業務を手掛けるリソー・コピーランディア・フィリピン(RCP)=資本金1161万ペソ(約3100万円)◆製品販売・サービスのコピーランディア・セールス(CSC)=同209万ペソ――。理想科学はそれぞれ株式51%、39%を取得する。
コピーランディアは1993年設立。長年にわたり理想科学のコピー機・印刷機を販売しており、他にコニカミノルタのデジタル加飾機やマックスの電子ホッチキスなど他社の製品も扱っている。





