【タイ】ツジコー、北部で天然着色料の安定生産開始

【亜州ビジネス編集部】

食品原料の開発・生産などを手掛けるツジコー(本社:滋賀県甲賀市)は、北部ペチャブン県の工場で天然原料を用いた食品着色料の本格生産を開始した。青色着色料の原料になるマメ科の植物「バタフライピー」など新鮮な農産物を利用。品質が安定して生産コストも大幅に下がったという。

現地法人のアンチャン・ナチュラルブルー(本社:バンコク)が工場を操業。バタフライピーを用いた青、ハイビスカスローゼルの赤、ターメリックの黄、これらを混ぜた緑、紫などの食品用着色料を東南アジアなどに出荷する。

バタフライピー由来のアントシアニン(青い成分)は、血糖値や血中中性脂肪の上昇を抑える効果があるとされる。日本の消費者庁に機能性表示食品として届け出ており、グループの日本アドバンストアグリは既にバタフライピーの粉末を使ったお茶やチョコレートなどの販売を始めている。


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