【亜州ビジネス編集部】
常石造船は15日、セブ州バランバンの造船子会社、ツネイシ・ヘビー・インダストリーズ(セブ)(THI)が世界初のメタノール燃料ばら積み貨物船を完成させ、発注者に引き渡したと発表した。メタノールを燃料として使用することで、重油と比較して窒素酸化物(NOx)の排出を最大で80%、硫黄酸化物(SOx)を99%、二酸化炭素(CO2)を10%削減できるとしている。
同日開催した式典にはマルコス大統領が出席し、新造船を「ブレイブ・パイオニア」と命名した。同船舶は全長が229メートル、貨物積載量が9万8000立方メートル。鉄鉱石と穀物、石炭の3大バルク貨物を輸送する優れた柔軟性を備えるという。
同子会社はアボイティス財閥との合弁で、ばら積み船のほかコンテナ船や自動車運搬船、タグボートも建造。ばら積み船では、2024年に建造400隻目を達成した。





