【タイ】中国BYDの東部工場、25年は8カ国に1万台超輸出

【亜州ビジネス編集部】

電気自動車(EV)中国最大手、比亜迪(BYD)の現地法人BYDオート(タイランド)は19日、2025年の輸出台数が1万250台だったと発表した。東部ラヨン県の工場で生産し、欧州と東南アジア、オセアニアの8カ国に輸出している。現地生産する4モデルのうち3モデルが現地調達率45~50%で「メイド・イン・タイランド」認証を取得しており、今後も輸出先の拡大に向けた生産体制の構築を進めるとしている。

ラヨンの工場では24年半ばからEVとプラグインハイブリッド車(PHV)を生産。政府の電気自動車(EV)振興策の第1期「EV3.0」で発生した現地生産ノルマは達成済みという。同政策の下で3万9030台の輸入EVを補助金を得て販売し、5万9694台分の現地生産を義務付けられていたという。

同振興策は22年に始まり、メーカーがEV販売で補助金と減税措置を受けられる一方、条件として輸入EVの販売台数の1.0~1.5倍を一定期間内に国内生産することが義務付けられた。輸出向け生産は1.5台分として計算された。

ラヨンの工場の年産能力は15万台。6100人を雇用し、うちタイ人が92%を占める。生産中の4モデルは、◆EVの小型車「ドルフィン」◆EVのスポーツ多目的車(SUV)「ATTO3」◆PHVのSUV「シーライオン6 DM-i」◆PHVのセダン「シール5 DM-i」――。累計投資額は359億2500万バーツ(約1819億円)に達している。


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