【亜州ビジネス編集部】
食品輸出入などを手掛ける徳島オークションマーケット(本社:徳島市)は16日、ルソン島のヌエバエシハ州で高品質米の生産・輸出事業を本格始動すると発表した。同州リカブの自治体と合弁を組み、当初5年間で農地2000平方キロメートルを段階的に整備・運用する計画。日本など国際市場への長期的かつ安定的な供給体制の確立を目指す。
リカブの自治体との間でこのほど基本合意した。正式な合弁契約については最終調整段階にあり、近日中に締結できる見通しという。リカブを中心に周辺地域とも連携し、農地開発から収穫、輸出までの一貫体制を構築する。
生産するコメは日本などで求められる食味・甘さ・品質を重視し、品種選定や品質管理を徹底するとしている。データ活用やかんがい制御などで日本発の先端技術を導入し、収量・品質・効率性の最大化を目指す。将来はフィリピン全土で同様の事業展開やフランチャイズ(FC)網構築を視野に入れる。
同社はミンダナオ島南部で航空貨物拠点の開発事業も行っている。先月の発表によると、ジェネラルサントス国際空港で滑走路の整備や冷凍・チルド倉庫の建設などを進め、現地の農産物輸送に役立てたい考え。フィリピン民間航空庁(CAAP)などと共同で手掛ける。




