【シンガポール】日本郵船、アンモニア燃料販売で現地企業などと合弁

【亜州ビジネス編集部】

日本郵船は20日、低炭素アンモニアをシンガポールで舶用燃料向けに販売・供給するための合弁会社を設立すると発表した。現地のバンカリング会社などと組み、温暖化ガス排出量がゼロかゼロに近い舶用燃料としての実用化を目指す。2030年代前半にも事業を開始する。

船舶燃料バンカリングの現地企業ゴールデンアイランドと、ノルウェーのアンモニア世界大手ヤラ・クリーンアンモニアとの3社で合弁を組む。このほど合弁設立の主要条件をまとめた合意書を3社で交わした。日本郵船グループが液化天然ガス(LNG)バンカリング事業を通じて培った知見や、ゴールデンアイランドの運営面でのノウハウ、ヤラのアンモニア取り扱いに関する専門性などを生かして事業を行う。

シンガポールは世界最大のバンカリング港であり、全世界の舶用燃料のおよそ5分の1が供給されているという。日本郵船は同国での新造アンモニア燃料供給船の導入に向けた準備も進めており、先月には川崎汽船と住友商事との3社で覚書を交わしたと発表。同国のアンモニア燃料市場に適した事業スキームと保有モデルの構築について共同で検討する。


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