【亜州ビジネス編集部】
ダイハツ工業は14日、出資先の国民車メーカー、プロドゥアとの協業により、ハイブリッド車(HV)の現地生産を開始すると発表した。80億円を投資する計画。プロドゥアの工場で組立ラインの整備などを進め、ダイハツのHV技術を搭載した車両を生産販売する。
経済産業省が実施する「令和6年度補正グローバルサウス未来志向型共創等事業費補助金」に採択され、16億円の補助金を得る。ダイハツにとって独自開発のHVの海外生産は初めて。現地政府が推進する脱炭素政策や、現地の人材育成などに貢献する。技術・部品の供給により、日本国内の雇用や産業競争力の強化にもつながると期待する。
15日付ポールタンなどによると、プロドゥアのザイナル・アビディン社長兼最高経営責任者(CEO)は、小型スポーツ多目的車(SUV)「アティバ」のHV版を生産販売する計画を明らかにした。生産開始時期や価格について最終調整を進めており、決定後に正式発表するとしている。
同モデルはダイハツの「ロッキー」をベースとしている。プロドゥアは2021年にガソリン車を発売し、22年には市場調査として日本から輸入したHV版のサブスクリプション(定額課金)サービスを行った。




