【亜州ビジネス編集部】
TDKは19日、首都圏セランゴール州に工場を持つリチウムイオン電池メーカー、リナジーパワーを買収すると発表した。シンガポール法人を通じて全株式を2億4110万米ドルで取得し、完全子会社とする。海外顧客の多様なニーズに柔軟に対応できる体制を構築する狙い。
二次電池事業のアンペレックス・テクノロジー(シンガポール)を通じて来月にも株式を取得する。TDKはリナジーの大株主を非開示としている。ただ現状で間接的に25.5%出資しているという。
リナジーは2024年設立で、資本金2億4000万米ドル。マレーシア投資開発庁(MIDA)によると、総額12億リンギ(約480億円)の投資認可を得ており、UMW高付加価値工業団地で工場の整備を進めている。昨年末時点で1200人を雇用。二次電池電力貯蔵システム(BESS)や電動工具、清掃機器、電動垂直離着陸機(eVTOL)などの電池をセルから生産し、各国に供給する。




