【マレーシア】地場ニッチが希土類開発、クランタン州に一貫拠点

【亜州ビジネス編集部】

金採掘などを手掛ける地場ニッチ・キャピタル・エマス・ホールディングス(NICE)は25日、地場グリーンスノー・コンソリデーテッド(GCB)と合弁でレアアース(希土類)事業に乗り出すと発表した。クランタン州の8平方キロメートルの土地で探査から採掘、加工、分離、商業化までを手掛ける。

完全子会社のナイス・リーを通じて折半出資の合弁会社を設立する。同日に共同開発契約(JDA)を交わした。3カ月以内に州当局から探鉱許可の取得を目指す。

事業では、イオン吸着型鉱床を対象に地質調査や資源評価、採掘、選鉱、レアアース分離、物流などを手掛ける。グリーンスノーは化学溶剤に代わる独自のバイオ浸出技術や、レアアース酸化物から個別元素を分離する技術を持つという。生産されるレアアース鉱物の80%以上について、第三者と販売契約を結ぶことも条件に盛り込んだ。

合弁会社は探査から製品化までを一貫して手掛けることで、レアアースのサプライチェーン(供給網)を構築。電気自動車(EV)や再生可能エネルギー、先端電子機器、防衛などの分野で高まる需要を取り込む。


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